『アジア教育史研究』第 32 号原稿再募集のお知らせ

この度、紀要編集委員会では、会誌『アジア教育史研究』第 32 号(2023 年 3 月発行予定)に皆さまからより多くの力作をご投稿いただけますよう、下記の通り、申込み期限と原稿提出期限を延長し、再募集を行うことといたしました。つきましては、会員の皆さまにおかれましては、どうか奮ってご投稿いただけますよう、お申込みをお待ちいたしております。

投稿申込み締切(変更後):2022 年 7月 31 日(日)

提 出 物:投稿申込書(本会ホームページよりダウンロードください。)

提出先・連絡先:投稿申込書にあるアジア教育史学会紀要編集委員会事務局のアドレス

原稿提出締切(変更後):2022 年 11 月 30 日(水)**

*非会員の方は、投稿に先立ち、あるいは投稿と同時に、当学会への入会が必要です。なお、投稿条件に「会員は論文、および研究ノートの投稿に先立ち、原則として年次大会、あるいは例会等において研究発表を行う」こととなっていますので、必要な方は学会事務局または紀要編集委員会事務局までご相談ください。

**原稿の投稿には、先に投稿申し込みが必要です。

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バックナンバー掲載論文の電子公開について(依頼)

『アジア教育史研究』著作者 各位

アジア教育史学会紀要編集委員会

拝啓 時下、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、本会では、目下、会誌『アジア教育史研究』の電子化を第30号(2021年3月発行予定)を節目に行いたいと検討を進めております。その際、バックナンバーの電子公開も併せて行う予定です。
これまで「『アジア教育史研究』投稿要領」では、「掲載された論文の著作権は本学会に帰属する」と定めておりますが、必ずしも電子化による公開を前提としたものではありませんでした。そこであらためてバックナンバー掲載論文の著作者の皆様に論文の電子公開にともなう複製及び公衆送信など関連する諸権利の本学会への譲渡につきまして、ご承諾をお願いする次第です。
つきましては、ご承諾いただけますようお願い申し上げるとともに、もしご承諾いただけない場合は、下記の要領で本会までお申し出いただけますよう併せてお願い申し上げます。
なお、本依頼文の本学会ホームページ上での公開後、一定の期間を経てもお申し出がなかった場合は、まことに勝手ながら、ご承諾いただいたものとさせていただきますのであらかじめご了承ください。
末筆ながら、皆様のますますのご活躍・ご健筆をお祈り申し上げます。
敬具

                       記
お申し出内容:電子公開を希望しない論文の著作者名、タイトル、掲載号、頁数

お申し出期間:2019年9月22日~2020年3月31日

お申し出先:アジア教育史学会紀要編集委員会事務局
〒464-8601 愛知県名古屋市千種区不老町
名古屋大学大学院人文学研究科 土屋洋研究室内
E-mail:hrstcy [at] nagoya-u.jp    *[at]を@にかえて送信ください

その他:電子公開はPDF化によるJ-STAGE(国立研究開発法人科学技術振興機構)上の公開を予定しています。

『アジア教育史研究』第26号(2017年3月)

論文

木村 明史:日清貿易研究所における初年度の生徒の動向 ―生徒退所と『上海新報』廃刊言説に着目して―

蔡 珂:改正教育令における道徳教育の理念 ―九鬼隆一と「儒教主義」についての再検討―

研究ノート

向野 正弘:清末中国における日本の教授学受容の一形態 ―蔡元培の関わった商務印書館編訳所編『教授法原理』と原書との比較を中心に―

海外の研究

石 鴎(土屋 洋・宿 麗萍訳):最初の海外華人の学校教科書―大同学校の教科書―

書評

胡 穎:二見剛史著『日中の道 天命なり : 松本亀次郎研究』を読む

土屋 洋:徐冰著『中国近代教科書中的日本和日本人形象 : 交流与冲突的軌跡』

彙報

『アジア教育史研究』第25号(2016年3月)

論文

黄 東蘭: 明治期漢文中国史書物の歴史叙述

向野 康江: 日清商品陳列所の実修機能―向野堅一宛書簡に見る卒業生の苦闘―

 

研究ノート

土屋 洋: 越境する歴史認識―「満洲」の歴史教科書―

大江 平和: 民国期北平市社会局による教育局の吸収―教育財政の状況を中心に―

 

研究動向

鈴木 正弘:シンポジウム「アジアの多様な「教科書」世界」をコーディネートして

 

彙報

『アジア教育史研究』第24号(2015年3月)

論文

孫 佳茄: 一九一〇年代中国におけるボーイスカウト活動の展開―上海租界地区英字紙記事に基づく中国「童子軍」史の再検討―

薛 格芳: 台湾・国定教科書時期歴史教科書における「台湾歴史」の抑圧―教科書統制下の中等学校歴史教科書叙述の動向―

山本 一生: 私立青島学院の生徒像―商業学校(1921-45)『学籍簿』の基礎的考察―

 

新刊紹介

橋本 学: 『中国教育の改進』(国際連盟教育使節団著、大塚豊訳)―“ヨーロッパ四賢人”中国教育視察報告書、八十二年目の採光―

 

研究動向

高田 幸男:シンポジウム「近代アジアと『留学経験』―第二次世界大戦前の留学を中心に―」趣旨説明

山本 一生:シンポジウム参加記

松岡 昌和:直方市・向野堅一記念館での定例研究会に参加して

 

彙報

『アジア教育史研究』第23号(2014年3月)

論文

橋本 学: 南京国民政府下における高等教育機関の動態(下)― 一九三〇年代前半の教育部による国立大学評価を踏まえて(下)―

向野 康江: 日清貿易研究所における学生生活―向野堅一の兄たちの書簡を手掛かりに―

 

資料紹介

鈴木 健一: 伊藤猶典報告書『台湾の教育』について

 

研究動向

『アジア教育史学の開拓』掲載論文読後感 ―簡評―

中村 友紀:野口周一 『松居桃楼と台湾演劇』読後感

木村 明史:鈴木 正弘「明治期学制公布以前における和漢混淆の歌括体通史教科書」ならびに町田純一「中華民国初期における陸軍大学校の教官任用について」読後感

鈴木 正弘:木村明史「中等東洋史教科書の成立をめぐって」ならびに黄東蘭「『東洋史』から『中国史』へ」読後感

アジア教育史学の研究動向―二〇一二年―

 

彙報

『アジア教育史研究』第22号(2013年3月)

論文

橋本 学: 南京国民政府下における高等教育機関の動態(上)―一九三〇年代前半の教育部による国立大学評価を踏まえて―

高 仁淑: 教育事情の紹介 ニュージーランドにおける留学生の動向―韓国人ニュージーランド留学生を例として―

 

 書評

槻木 瑞生: 山本一生著『青島の近代学校 教育ネットワークの連続と断絶』について

黄 東蘭: 余偉民・劉昶編『文化和教育視野中的国民意識―歴史演進与国際比較―』(文化と教育の視野における国民意識―歴史的変遷と国際的比較―)

 

新刊紹介 

木村 明史: アジア教育史学会刊 古垣光一編『アジア教育史学の開拓』

 

彙報

『アジア教育史研究』第21号(2012年3月)

論文

鈴木 正弘: 清末留日学生の伝えた日本の歴史教科書編纂法と歴史教授法―湖北師範生編「師範科教科叢編」の考察―

梅本 大介: 「琉球教育基本法」の意義に関する再検討―琉球政府成立以前の各地域政府の動向を踏まえて―

姜 華: 大正デモクラシー期の修身教科書に見る良妻賢母教育の変容―下田次郎編『女子新修身書』改訂版を中心にして―

 

書評

王 桂: 蔭山雅博著《清末日本教?与中国教育近代化》

李 吉魯: 山下達也著『植民地朝鮮の学校教員―初等教員集団と植民地支配―』

橋本 学: 天野郁夫著『大学の誕生』上・下

 

彙報

『アジア教育史研究』第20号(2011年3月)

巻頭言

槻木 瑞生: アジア教育史研究の課題

鈴木 正弘: 清末における日本の歴史教育に対する関心の高まり―呉汝綸の日本訪問に関する考察―

 

研究ノート

赤井 ひさ子: インドにおける初等教員養成の新動向―インド・オスマナバード県のDIETを事例として―

 

教育事情の紹介

橋元 慶男: 韓国「代案教育」10年の歩みと今後の課題

 

書 評

小川 唯: 今井航著『中国近代における六・三・三制の導入過程』

吉田 眞弓: 林義勝、ゲイル・K・サトウ、寺内威太郎、高田幸男著『アジア周縁から見たアメリカ:1850年~1950年』

 

追 悼

鈴木 健一: 石田憲司先生を追悼する

 

彙報