会員各位におかれましては、2023年度の年会費は、8月の総会終了までご納入をお控えいただきますようお願い申し上げます。
理由は、2022年度総会の議決に基づき、2023年度以降の年会費の改訂を検討中であるためです。
8月の総会で会員各位に諮る予定です。
以上、なにとぞよろしくお願いいたします。
会員各位におかれましては、2023年度の年会費は、8月の総会終了までご納入をお控えいただきますようお願い申し上げます。
理由は、2022年度総会の議決に基づき、2023年度以降の年会費の改訂を検討中であるためです。
8月の総会で会員各位に諮る予定です。
以上、なにとぞよろしくお願いいたします。
本会理事会において、2022年度学会賞の受賞者が決定しました。
下記の通りです。
著述賞:胡穎氏(業績:『清末の中国人日本留学–派遣と経費を中心に』学術研究出版、2021年)
論文賞:該当なし
奨励賞:山下大喜氏(業績:「胡適と国語教育改革――中国近代における「国語科」の創成」『教育学研究』第87巻第4号、2020年)
(以上、2022年8月24日理事会承認済)
受賞者には、2022年8月27日開催予定の総会にて、表彰状を授与します。
【受賞者の言葉】
■著述賞:胡穎氏
(業績:『清末の中国人日本留学–派遣と経費を中心に』学術研究出版、2021年)
この度、拙著の『清末の中国人日本留学に–派遣と経費を中心に』がアジア教育史学会賞(著述賞)を受賞いたしました。思いもよらぬ輝かしい賞をいただいたこと、大変光栄に思います。
わたくしが初めて正式に学会に入会したのは、このアジア教育史学会でした。入会以来、多くの先生方や諸先輩の方々にお目にかかることができました。そのたびに、貴重なアドバイスをいただいたり、温かく見守っていただいたり、そういう意味で、この賞は皆さまのおかげだと存じます。
拙著として博論を加筆修正の作業を始めたのは、まさにコロナが始まった頃でした。「自粛」による行動制限のために、資料確認などが思うようにできず、大変な思いをしました。コロナ禍の状況下、皆様も少なからず大変な思いをされたとお察しいたします。いつか、皆様にお会いし、直接お礼を申し上げたいと存じます。
わたくしは研究者として、まだまだ未熟であります。今回の受賞は大きな励みになります。これからも気を引き締め、研究に精進してまいります。引き続きご指導とご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
■奨励賞:山下大喜氏
(業績:「胡適と国語教育改革――中国近代における「国語科」の創成」『教育学研究』第87巻第4号、2020年)
この度は本学会学会賞のキックオフとなる機会に奨励賞をいただき、たいへん光栄に感じております。
振り返れば、胡適という「テーマ」、「対象」と出会ったのは学部時代でした。民国期の外交官に興味・関心をもち、まず『顧維鈞回顧録』を読み始め、同じ外交官経験のある胡適と出会いました。本論文は、口語文学の確立を目ざす文学革命の口火を切った存在として著名な胡適に着目し、「国語科」創成に胡適が果たした役割を明らかにしようとしたものです。
授賞式のあった2022年度年次大会は、ちょうどイギリスへと旅立つ前日のことでした。今回の奨励賞を糧に、新たなる飛翔として、今後もぬかりなく励んでいく所存です。