アジア教育史学会2021年度定例研究会の開催通知および発表者募集のお知らせ

2021年度定例研究会の日程等が決定しましたのでご案内いたします。

研究発表をご希望の方は、以下の要領に従い、お申し込み下さい。

なお、このたびは会場校の都合により、Zoomのみで開催いたします。なにとぞご了承のほどお願い申し上げます。

【定例研究会の日時・場所について】

日時:2022年3月27日(日)  受付開始:13:30 開会:14:00

場所:Zoomによるオンライン開催

*ZoomのミーティングURLは後日連絡します。

*時間は発表者の都合により変更する場合があります。ご了承下さい。

【研究発表申し込みについて】

(1)氏名(2)所属(3)発表テーマ(4)使用機材(5)連絡先等を明記の上、電子メール【2022年2月11日(金)必着】でご連絡下さい。

報告持ち時間:40分程度(質疑応答の時間は別に設ける)

【お問い合わせ・お申し込み先】

〒466-8673 愛知県名古屋市昭和区山里町18 南山大学外国語学部 宮原佳昭研究室内

アジア教育史学会事務局(詳細はこちら

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お知らせ:10/2(土)アジア現代教育勉強会 第2回

標記について、ご案内いたします。
非会員の方も大歓迎ですので、ぜひ各方面にご転送いただければ幸いです。

今回は、アジア現代教育の発表希望者がいなかったため、発表希望者2名による下記の研究報告です。

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アジア現代教育勉強会 第2回

日時:2021年10月2日(土)13:00~15:30(予定)

会場:Zoomによるオンライン開催
(非会員の参加希望者は、事務局までメールでご連絡ください)

発表者・内容:
 ・向野正弘(正会員)「民国期、中国における私塾改良構想―壽价藩著『私塾指導』を中心に―」
 ・王鼎(海外会員)「清末中国人日本留学生の創刊雑誌から見た同郷会ー「湖北同郷会」をめぐって」

タイムテーブル:
 1人あたり70分程度(報告50分程度、質疑応答20分程度)
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本会の新規事業2件に関するお知らせ

本会は会則第2条および第4条に基づき、下記2件の新規事業を実施いたします。

1.アジア教育史学会賞の設置
 2021年度定期総会(2021年8月28日開催)にて承認されました。
 規程については、本Webページ掲載のアジア教育史学会賞をご覧ください。

2.アジア現代教育勉強会の設置
 2021年度第1回常任理事会(2021年6月29日開催)にて承認されました。
 目的等については、本Webページ掲載のアジア現代教育勉強会をご覧ください。

以上、今後ともなにとぞよろしくお願い申し上げます。

2021年度第30回年次大会の開催について(オンライン開催)

2021年度年次大会は、下記の要領でZoomを用いて開催する運びと

なりましたので、お知らせいたします。

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1.日時、会場、大会参加費

・2021年8月28日(土)、Zoomを用いてオンラインで開催。

・ZoomのミーティングURLは、会員各位へメールで8月21日頃にお知らせ。

 (非会員は学会事務局へお問い合わせください)

・参加費は無料。

2.タイムテーブル 

※各報告は口頭発表30分、質疑10分

13:30~13:35 開会挨拶

13:35~14:15 第一報告:万静嫻(学生会員、早稲田大学)

 南京国民政府時期における民衆教育館の展開―徐州民衆教育館を中心に―

14:15~14:55 第二報告:松婷(学生会員、筑波大学)

 満洲の師範学校における郷土教育―『奉天教育』雑誌の分析を中心に―

14:55~15:10 休憩

15:10~15:50 第三報告:朱奕雷(学生会員、早稲田大学)

 「老三届」知識青年の次世代に対する教育意識に関する研究

15:50~16:30 第四報告:蔡珂(学生会員、千葉大学)

 清末民初の知識人と地域社会における「近代教育―張謇における初等教育思想と地域社会を中心に―

16:30~17:20 定期総会・閉会挨拶

3.情報交換会

開催しない。(ご要望によっては、Zoomによるオンライン懇親会を開催可)

4.報告者の発表要旨、レジュメ

・発表要旨は8/20締切で事前提出・配布。

・レジュメは大会前日までにpdfデータで提出。当日に参加者のみへ配布。

5.当日のZoom操作、司会進行

・Zoomは事務局がホストとなり、報告者が画面共有を操作できるようにする。

・司会進行の担当者は事務局が選定する。

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「コロナ後」のアジア教育史研究

 新型コロナウイルス感染症(covid-19)の感染拡大が始まって一年あまりが過ぎた。各国においてワクチン開発が異例の速さで進められ、ワクチン接種も拡大しているが、一方で変異型株も次々と出現し、いまだコロナ禍の終息を見通せない状況である。

 わがアジア教育史学会も、二〇二〇年三月の定例研究会は中止となり、二〇二〇年度大会および定例研究会はオンライン開催となった。研究発表・交流の機会が激減したことは、とくに博士学位取得を目指す若手研究者にとっては痛手である。ただ、年度後半になると大学でオンライン授業が広くおこなわれるようになり、各学会でオンライン会議が開始されるようになり、わが学会も、十一月に中国浙江大学と共催で教科書に関する国際シンポジウムを開催し、二〇二一年三月にはオンライン定例研究会を開催するに至った。この間の事務局長や常任理事各位の模索・対応には敬意を表したい。

 コロナ禍はいずれ終息するだろうが、コロナ後の学会運営の方法は以前に戻ることもないだろう。上記オンライン国際シンポジウム、定例研究会はいずれも盛況となった。国際交流や全国各地の会員の交流手段としてオンライン形式は今後不可欠になるだろう。本学会が国際交流の日本側窓口として海外から認知されることを期待したい。

 ただ、もちろんオンライン学会はデジタルディバイドへの配慮を忘れてはならない。また、研究会後の情報交換会・懇親会の重要性も無視できない。学会・研究会の開催は、報告・討論だけでなく、「場外」でおこなわれるさまざまな交流が、新たな研究を生み出すことになる。したがって、これからは対面・オンライン双方の利点を活かした2方式併用のハイブリッド型大会・研究定例会が「新常態」となり、これによって海外研究員との連携もより密接になっていくだろう。

 現在の事務局・常任理事は、コロナ禍以前からデジタル化・会務の簡素化に努めてきた。今後、『アジア教育史研究』掲載論文もJ-STAGEですぐに閲覧できるようになる。その分、会員であることの特典を別に付与する必要がある。若手研究者の就職難が話題となり、大学院への進学者の減少が問題となって久しい。その一方で、斯界においては、中国人留学生を中心に教育史、とくに留学生史に取り組む外国人留学生が増えている。いわば学会の内なる国際化と対外連携の「外なる」国際化が同時進行している。学会のあり方、会員のあり方も、コロナ禍以前のこうした趨勢に対応しなければならないだろう。

 さらにコロナ禍で気づかされた問題がある。衛生教育はもちろんのこと、人的交流の途絶で痛感させられたアジア相互の教育交流史の問題、あるいは通信教育、ラジオ・テレビ・インターネットなどメディアによる教育なども研究テーマとして注目してよいのではないか。

 以上、思うままに述べたが、これだけの打撃を与えたコロナ禍である。コロナ後が単なる復旧では割が合わない。これが学会と学界の活性化の契機となることを期待したい。

2021年4月1日

アジア教育史学会・会長・高田幸男

2021年度(第30回)大会発表者募集のご案内

 2021年度(第30回)大会および定期総会を8月28日(土)、筑波大学(キャンパス未定。Zoomの併用を検討中)において開催することが決定いたしました。國分麻里会員のご尽力に心より感謝申し上げます。

 今回は、午前・午後とも自由論題の研究発表をおこなう予定です。つきましては、年次大会の研究発表を希望する方は、以下の要領にてご連絡下さいますようお願いいたします。

 なお、大会についての詳細は、7月中旬に電子メールならびに学会Webページで公開予定の「大会プログラム」をご参照下さい。多数のご参加をお待ちいたします。

【研究発表申し込みについて】

・電子メールにて、7月8日(木)必着で学会事務局までご連絡下さい。

・ご連絡の際、(1)氏名、(2)所属、(3)発表テーマ、(4)使用機材等の有無、などを明記してください。

・応募人数は最大8名で、応募者多数の場合は選考することがあります。また、研究発表は20~30分程度、質疑応答5~10分程度の予定ですが、発表者数により変更することがあります。

【発表要旨の提出について】

 学会Webページに「発表要旨集」を掲載いたします(パスワードによる限定公開)。つきましては、研究発表を上記手続きに従い申し込まれた方は、8月5日(木)必着で掲載する原稿をお送り下さい。なお、書式等は以下のとおりといたします。

・原稿は、A4判用紙を縦に使用し、各人1枚を制限といたします。字数や字の大きさ、文字形式、レイアウト等は、用紙1枚以内であれば自由です。

・用紙上部には必ず「発表題目」および「氏名(所属)」を記入し、用紙の周囲上下左右各30ミリ程度を余白としてください。

・お送りいただいた原稿は原則そのまま掲載いたしますので、完成原稿でお願いいたします。

【レジュメの準備について】

・レジュメは発表者が印刷・持参の上、費用は発表者が負担していただけますようお願いいたします。

・印刷部数は、学会事務局が後日にご連絡いたします。

 

【申し込み・要旨提出の宛先】

アジア教育史学会事務局(詳細は「問い合わせ先」を参照ください)

2020年度定例研究会のお知らせ(2021年3月28日)

アジア教育史学会2020年度定例研究会を下記の通り開催いたします。

会員・非会員を問わず、多数のご参加をお待ちしております。

日時:2021年3月28日(日) 13:30開場、14:00開会

会場:Zoomによるオンライン開催

第1報告:胡穎会員(神奈川大学)

題目:清国留学生の官立学校への入学 ―文部省と大蔵省のやり取りを中心に―

第2報告:佐藤由利子会員(東京工業大学)・見城悌治氏(千葉大学)

題目:戦前期の留学生政策の変化 ―日華学会と国際学友会の活動分析から―

備考:

・参加費無料、事前申込不要です。

・ZoomのミーティングURLは、会員各位へメールでお知らせします。

 (非会員は学会事務局へお問い合わせください)

・報告時間は各報告1時間(口頭発表40分+質疑応答20分)です。

・その他、ご不明な点は学会事務局へお問い合わせください。

アジア教育史学会2020年度定例研究会の開催通知および発表者募集のお知らせ

2020年度定例研究会の日程等が決定しましたのでご案内いたします。

研究発表をご希望の方は、以下の要領に従い、お申し込み下さい。

なお、このたびは対面会場に加え、Zoomによる同時配信も実施します。発表者・聴講者ともに、ご都合のよい方法でご参加いただければ幸いです。

【定例研究会の日時・場所について】

日時:2021年3月28日(日)  受付開始:13:30 開会:14:00

場所:名古屋市立大学 滝子(山の畑)キャンパス 1号館203教室

(〒467‐8501 名古屋市瑞穂区瑞穂町字山の畑1)

*ZoomのミーティングURLは後日連絡します。

*時間は発表者の都合により変更する場合があります。ご了承下さい。

【研究発表申し込みについて】

(1)氏名(2)所属(3)発表テーマ(4)使用機材(5)連絡先等を明記の上、電子メール【2021年2月15日(月)必着】でご連絡下さい。

報告持ち時間:40分程度(質疑応答の時間は別に設ける)

『アジア教育史研究』への投稿は、定例研究会または年次大会での研究報告が条件となっています。会員のみなさまには、自薦はもちろんのこと、院生等若手研究者をご推薦いただければと思います。年次大会へ向けての予備報告も歓迎いたします。

 なお、定例研究会に関する報告者・題目等詳細は、2020年2月下旬に電子メールおよび本会Webページでお知らせいたします。

【お問い合わせ・お申し込み先】

〒466-8673 愛知県名古屋市昭和区山里町18 

南山大学外国語学部 宮原佳昭研究室内 

(詳細はアジア教育史学会事務局